【元ひきこもりの看護師が伝える】引きこもりを脱出する3つの習慣

まずお伝えしたいのは、心がとても辛いときは、一人で抱え込まずに病院や専門機関に相談することも大切だということです。私自身も、専門機関の力に助けられた経験があります。読んでくださっているあなたがもし今、心が重たくて動けないくらい辛い状態なら、どうか無理をしないでください。専門機関に相談することも立派な『一歩』です。この記事は、「少し動いてみたい」と思えるときに読んでいただけたら嬉しいです。

はじめまして、ももです!

早速ですが、

  • 引きこもりを脱出したい
  • もっと時間を有意義に使いたい

このように思ったことはありませんか?

紹介する習慣を身につけることで以下のメリットがあります。

これから紹介するものは、『7つの習慣』というベストセラーに書かれている習慣から抜粋したものです。著者のスティーブン・R・コヴィー博士は、過去200年の「成功に関する文献」を研究し、歴史から証明された「真の成功、永続的な幸福を得られる習慣」をこの本に綴っています。そのため確かな根拠がありますし、私の実体験も紹介していきます。

この記事で解決すること

・引きこもりを脱出する3つの習慣

参考文献

この記事では、著書「7つの習慣」を参考文献として取り上げています。

・著書『7つの習慣』:全世界で4000万部以上、日本では240万部以上販売されているベストセラー。20世紀にもっとも影響を与えたビジネス書の1位に輝いたこともある。

・著者スティーブン・R・コヴィー博士(1932ー2012):タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれ、教育者やコンサルタント等として活躍。自分の運命を自分で切り拓くためのアドバイスを発信。

昔の私<br>(不登校の頃)
昔の私
(不登校の頃)

学校に行く勇気が出ない。でも、皆が学校に行っている時間に私だけ家にいるのは不安なの。

今の私
今の私

学校に行くのは辛いけど、家にいると周りに置いていかれるような気がして不安なんだね。

昔の私<br>(不登校の頃)
昔の私
(不登校の頃)

このままずっと社会に溶け込めなかったらどうしよう、、、

今の私
今の私

今の状況を変えたいけど、心と行動が追いつかないんだね。

これから紹介する習慣には、たしかな根拠があるし私自身の実体験もあるよ。それでは伝えていくね。

  1. 1.結論:引きこもりを脱出する3つの習慣
  2. 2.習慣を身につけることで得られるメリット
  3. 3.習慣を身につける前の状況(幼少期から現在にかけて)
  4. 4.問題の明確化
  5. 5.主体的である
    1. 5-1.7つの習慣の考え方
    2. 5−2.「主体的である」ための4ステップ
      1. ①自分を囲むように、誰にも侵されない空間があることをイメージする。
      2. ②反応的になってしまいそうなときは、「今私は反応的になっている。」と心のなかで呟く。
      3. ③相手から受けた刺激を『今後どのように活かせば皆にとって幸せになれるか』想像する。
      4. ④続ける
  6. 6.終わりを思い描くことから始める
    1. 6-1.7つの習慣の考え方
    2. 6-2.「終わりを思い描くことから始める」ための3ステップ
      1. ①自分のお葬式を想像する
      2. ②ミッションステートメントを書く
      3. ③ミッションステートメントに沿って行動する
  7. 7.最優先事項を優先する
    1. 7-1.7つの習慣の考え方
    2. 7-2.「最優先事項を優先する」ための3ステップ
      1. ① 時間管理における4つの領域を理解する
      2. ② 今まで取り組んでこなかった②の領域の活動を一つ実践してみる
      3. ③普段どの領域にどのくらい時間を使っているか推測し、実際の時間の使い方記録する。
      4. ④ 時間の使い方に満足したか?何を変えればよいか振り返る
      5. ⑤ 来週の自分の役割と目標を書き、1週間の計画を立てる
      6. ⑥ 一週間計画を実行してみて、自分の価値観と目的を日常生活に反映できていたか振り返る
  8. 8.結果、変化
    1. 8-1.引きこもりの脱出の一歩を踏み出せる
    2. 8-2.今より時間を有意義に使えるようになる
  9. 9.まとめ
  10. 10.さいごに
    1. 10‐1.このブログを読んでくださっているあなたへ
    2. 10-2.これまで関わってきた方々へ

1.結論:引きこもりを脱出する3つの習慣

引きこもりを脱出する習慣は以下の3つです。

これから紹介するものは応急処置のテクニックではありません。時間がかかる一歩一歩地道な習慣です。しかし、繰り返しの説明となってしまいますが、これから紹介するものは、『7つの習慣』というベストセラーに書かれている習慣から抜粋したものです。著者のスティーブン・R・コヴィー博士は、過去200年の「成功に関する文献」を研究し、歴史から証明された「真の成功、永続的な幸福を得られる習慣」をこの本に綴っています。

習慣を深く理解して実践していくと、不思議なくらい少しずつ自分が変わっていきました。『気づいたら前より楽に動ける自分がいる』って成長できています。結果的に、それが人生を変える一歩になっているんですよね。

私の場合、習慣を見直したことで“生きづらい私”から抜け出せた実感があります。だから、この記事を読んでくれているあなたにとっても人生を変えるきっかけになると思うんです。ぜひ最後までご覧ください。

2.習慣を身につけることで得られるメリット

習慣を身につけることで得られるメリットは以下の2つです。

3.習慣を身につける前の状況(幼少期から現在にかけて)

幼少期〜小学校

物心ついたころから人見知りで、姉の後ろをついて回るような内向的な性格でした。

小学校に上がって、私を入れて数人の女子グループの中で過ごすことが増えましたが、人気の子の周りに皆集まるため、どこか置いてけぼりな時間が多かったです。

中学校

完璧主義な性格と、過剰なダイエットから拒食症になりました。体重が落ちすぎて一時的に入院しました。退院後はカウンセリングに通い、現在は落ち着いています。

(自分を認めてほしい)と承認欲求が強かった気がします。また、自分の存在を他人や他人からの評価に依存していました。他人や他人からの評価はその時々で変わりますが、それに連動してメンタルは不安定でした。

高校〜専門学校

高校に入ってからも、私を入れて数人の女子グループの中で過ごしていましたが、いじられキャラとして傷ついても笑って流すことが多かったです。グループ内の友人と関係が悪化しグループに居づらくなるとともに、受験時にもかかわらずスマホ依存状態で、メンタルが限界に達した結果、高校3年生で不登校になりました。不登校時代、授業の一部に参加したり保健室登校を行っていました。あとから母から聞きましたが出席日数はかなりギリギリだったようです。担任の先生がうまく調整してくれた結果、無事留年せず卒業できました。

1年予備校に行き、近所の看護専門学校に入学。メンタル不安定は続いていたため、一時的に校内カウンセリングを受けていましたが、なんとか卒業し看護師として就職に至りました。

就職

専門学校時代から筋トレにハマり、少しずつメンタルは強くなっていました。しかし風邪で体調と一緒にメンタルも崩れることが定期的にあり、そのようなときに対人トラブルを起こすことが多かったです。苦手な先輩と衝突し社労士の先生に介入してもらう事態になったこともあります。家でも職場でも涙が止まらなかったり、(しにたい)と衝動的に思ったこともあります。そのときは親に電話して落ち着きました。

仕事で疲れ切った私は、やる気が起きずに休日は家のベッドやソファでスマホを触って一日過ぎることがザラでした。その日は何もせずに一日過ぎてしまった罪悪感と焦りを感じますが、次の休みがくるとまた、家でスマホを触って一日が過ぎてしまう日々でした。

今の私
今の私

いろいろあったけど、習慣を身に着けた今は、引きこもる時間も減って有意義に時間を使えている実感があるよ。

自分に合った成功&幸せな人生を思い描けるようになったことで、過去最高に人生が楽しいと思えているよ。

昔の私<br>(不登校の頃)
昔の私
(不登校の頃)

今が幸せだと聞くと安心する。どうやって乗り越えたの?

今の私
今の私

状況を打破したい時は、まずは今の問題を明確にしてみよう。

一緒に見ていこう!

4.問題の明確化

問題として以下2つがあげられます。

問題がどのように影響するかというと、

たとえば、自分の人生の主導権を手放した状態では、周りに振り回されるばかりの人生で疲れ切ってしまいますよね?

自分の人生の最期を本気で考えていなかった頃は、時間が永遠のように思えて、スマホの快楽に負けて引きこもりがちな生活でした。

結果につながる時間管理の方法を知らない頃は、がむしゃらに努力しても結果が出ずに諦めや挫折の繰り返しでした。結果努力することに疲れ切って、堕落的に時間を過ごしました。

今の私
今の私

上の3つの問題を解決して

習慣を紹介していくね。

結論から言うと、下の3つの習慣を身に着けることで解決するよ

今の私
今の私

一つずつ見ていこう!

5.主体的である

5-1.7つの習慣の考え方

今の私
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解決策①は『自分の反応は自分で選ぶ』

まずは根拠となる一説を、著書『7つの習慣』から紹介するね。

何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分の中で選択することができたのだ。自分の身に起こること、すなわちそれを受ける刺激と、それに対する反応との間には、反応を選択する自由もしくは能力があった。

完訳7つの習慣 人格主義の回復 著者:スティーブン・R・コヴィー (出版社:キングベアー出版 発行年2020年初版出版) 第1の習慣 主体的である より
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昔の私
(不登校の頃)

なんとなく感覚は分かるけど、いまいちピンとこないなあ。

今の私
今の私

そうだね、ひとまず続きを見てみよう。

選択の自由の中にこそ、人間だけが授かり、人間を人間たらしめる四つの能力(自覚・想像・良心・意思)がある。自覚は、自分自身を客観的に見つめる能力だ。想像は、現実を超えた状況を頭の中に生み出す能力である。良心は、心の奥底で善悪を区別し、自分の行動を導く原則を意識し、自分の考えと行動がその原則と一致してるかどうかを判断する能力である。そして意思は、他のさまざまな影響に縛られずに、自覚に基づいて行動する能力である。

完訳7つの習慣 人格主義の回復 著者:スティーブン・R・コヴィー (出版社:キングベアー出版 発行年2020年初版出版) 第1の習慣 主体的である より
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昔の私
(不登校の頃)

うーん、なんとなく感覚は分かるけど難しい…。

今の私
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私も最初はピンとこなかった。でも大丈夫、具体例があれば理解しやすいはず。私の実体験を伝えるね。

5−2.「主体的である」ための4ステップ

①自分を囲むように、誰にも侵されない空間があることをイメージする。

今の私
今の私

自分と刺激との間にスペースがイメージできていれば、どんなイメージでもOK!私は、自分を囲むように半径1メートルのボールの形をした宇宙空間を想像しているよ。

今の私
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刺激=相手の言葉や行動(たとえば傷つくような一言)自分の間にスペースがあることによって、一呼吸おいて自分の反応を選ぶ余白ができるんだ。

そうすることによって、反応(スルーする、経験として前向きに受け取るなど)を選ぶことができるよ。

②反応的になってしまいそうなときは、「今私は反応的になっている。」と心のなかで呟く。

『反応的になっている』とは、周りの環境に左右されている状態のことです。たとえば、

  • 【人にちやほやされる】→【気分がいい】
  • 【人にちやほやされない】→【殻をつくって身構える】

反応的な人の精神状態は、相手のでかた次第でころころ変わってしまいます。

今の私
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イライラしたり傷ついてしまいそうなときは心のなかで、

「今私は反応的になっている。」と呟く。自分を客観的に見ることができて落ち着くの。

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昔の私
(不登校の頃)

つまり、さっき説明した四つの能力のなかの自覚

今の私
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その通り!周りに人が居なければ声に出して言ってみると、さらに落ち着くよ。

③相手から受けた刺激を『今後どのように活かせば皆にとって幸せになれるか』想像する。

今の私
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次に、相手から受けた刺激を今後どのように活かせば皆にとって幸せになれるか想像するの。ここで、さっき7つの習慣の考え方で紹介した想像良心を使うよ。

具体的には、「この経験を活かして私と同じように辛いと感じる人の力になる。(←良心)ブログを通して伝える。(←想像)」こんな感じかな。

相手にイライラしたり傷つくことがあっても、

今の私
今の私

むしろこの体験が誰かの力になる!

と思うとメンタルが安定するよ。

今の私
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「良心」ついて、大事なところだから詳しく説明するね。

「良心」は著書の中でこのように説明されているよ。

良心は、心の奥底で善悪を区別し、自分の行動を導く原則を意識し、自分の考えと行動がその原則と一致してるかどうかを判断する能力である。

完訳7つの習慣 人格主義の回復 著者:スティーブン・R・コヴィー (出版社:キングベアー出版 発行年2020年初版出版) 第1の習慣 主体的である より
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昔の私
(不登校の頃)

「原則」って言葉がよく出てくるね。

今の私
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いい着眼点!!「原則」を理解できると本当に人生が生きやすくなるよ!!!

私はまさに「原則中心」の生き方を実践したことで、人生の成功&幸福を実感しているよ。

原則とは、人間の行動を良い方向へ導く指針。たとえば、旅行で目的地に到着するためには、①現在地 ②正しい地図 ③羅針盤が不可欠ですよね?では人生における目的地(夢や目標)に到着するための“羅針盤”となってくれるのが『原則』です。『原則』という羅針盤を持つことによって、現在地&正しい地図を手に入れることができます。結果、目的地(夢や目標)に到着できます。このような過程を経た結果、人生における『真の成功、永続的な幸福』を手に入れられると著者は語っています。私自身も実体験をもって同意します。

今の私
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この記事で【原則】について詳しく紹介しているから、よければ参照してね。

【もう人間関係に悩まない】歴史から証明された、人生が成功し幸せになれる習慣とは?

今の私
今の私

ひとまずどうすればいいか悩んでいる人は、↓2つをゴールにしてみよう!

④続ける

今の私
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ここで四つの能力の中の最期の意思が大事になるね。一度決めたことはやり抜く意思。

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昔の私
(不登校の頃)

続けられるかな?

今の私
今の私

上で紹介した習慣は、やってすぐに効果を感じやすいと思うんだ。自分と相手の間にスペースをイメージするだけでも、感じ方が変わると思うし、反応を自分で選べることで、とても楽になるよ。

効果を感じるからこそ習慣化しやすいと思う。

最初は難しくても、何度か行うとコツを掴んで楽にできるようになっていくよ。

今の私
今の私

ここまで紹介した

  • 自分を囲むように、誰にも侵されない空間があることをイメージする。
  • 反応的になってしまいそうなときは、「今私は反応的になっている。」と心のなかで呟く。
  • 相手からの影響を、『今後どのように活かせば皆にとって幸せになれるか』良心に尋ねながら想像する。
  • 続ける

私はこの4つを実践することで、いつでも『自分の反応は自分で選ぶ』ことができているよ。

今の私
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たとえば最初に話していた、ひきこもり気味だった時期を振り返ってみて、今はどう思う?

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昔の私
(不登校の頃)

人間関係やメンタルに悩んでいる人は私以外にもいると思うし、そんな誰かの力になれると思うと、むしろ悩んだ経験があって良かったと思えるよ。

今の私
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自分の反応を自分で選べるようになったね☺️

自分の反応は自分で選べるようになってから、メンタルが安定する時間が格段に増えるよ。

自己中心ではなく、他人の依存するでもなく、他者への「『貢献』や自分の『成長』という原則中心にしているから、メンタルが安定していてトラブルを上手く乗り越えられるんだ。

6.終わりを思い描くことから始める

6-1.7つの習慣の考え方

今の私
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解決策②は『終わりを思い描くことから始める』だよ。

まずは根拠となる一説を、著書『7つの習慣』から紹介するね。

人生が終わるときをありありと思い描き、意識することによって、あなたにとってもっとも重要な基準に反しない行動をとり、あなたの人生のビジョンを有意義なかたちで実現できるようになる。

完訳7つの習慣 人格主義の回復 著者:スティーブン・R・コヴィー (出版社:キングベアー出版 発行年2020年初版出版) 第2の習慣 終わりを思い描くことから始める より

6-2.「終わりを思い描くことから始める」ための3ステップ

①自分のお葬式を想像する

今の私
今の私

具体的には

  • 大切な人たちから自分の人生をどのように語って欲しいか?
  • どういう貢献や功績を覚えていてほしいのか
  • 大切な人達にどう影響を及ぼしたいのか

を想像していくよ。

私が考えた、大切な人達から語って欲しい内容を一部紹介するね。

  • とても良い理解者だった。私がいるとその場が和やかで明るくなった。やりたかった、目標や夢を一緒に達成できた。(関わるすべての人から語って欲しい)
  • メンタルに悩みを抱える過去の自分と同じような人達が自分の足で自分らしく豊かに生活していけるための活動をしていた。当人やその家族にとってとてもいい理解者だった。あなたの存在で救われた。今度は自分が悩める人の力になりたい。
今の私
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いきなり、自分のお葬式と言われても難しいかもしれない。

私も最初はピンとこなかった。でも、誰しも人生でやってみたいこと、達成したいことはあるはず。そのまま素直に紙やスマホのメモに書いてみよう。

考えは日々変わると思うから、その都度修正していけばOK!

②ミッションステートメントを書く

今の私
今の私

ミッションステートメントとは、自分自身の憲法だよ。想像するお葬式のイメージに近づけるように、『自分はこういう考えを持つ。』『自分はこういう行動をする。』と自分だけの憲法をつくるの。

今の私
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ミッションステートメントを書くにあたって、重要なものが【原則】

自分の夢や目標を【原則】に調和させることが不可欠。

大事なことだから【原則】についてもう一度説明するね。

原則とは、人間の行動を良い方向へ導く指針。たとえば、旅行で目的地に到着するためには、①現在地 ②正しい地図 ③羅針盤が不可欠ですよね?では人生における目的地(夢や目標)に到着するための“羅針盤”となってくれるのが『原則』です。『原則』という羅針盤を持つことによって、現在地&正しい地図を手に入れることができます。結果、目的地(夢や目標)に到着できます。このような過程を経た結果、人生における『真の成功、永続的な幸福』を手に入れられると著者は語っています。私自身も実体験をもって同意します。

今の私
今の私

内容がボリューミーになってしまうので、ミッションステートメントの作成手順の詳細は今回は割愛します!以下の記事で詳しく紹介しているので参照してくださいね。

【もう人間関係に悩まない】歴史から証明された、人生が成功し幸せになれる習慣とは?

お葬式で想像した結果になるために考えた、私のミッションステートメントの一部を紹介します。

相手のパラダイム(大切にしていること)を分析、理解する。理解するコミュニケーションの過程では、誠実さを持ち居心地の良い空気を創る。パラダイムを理解することで、相手の夢や目標、逆に抱えている問題点をキャッチする。問題点は、当人の幸せを心から祈り、主体的に動いてもらう援助を通して、問題解決の1ピースとなる。

昔の自分と同じようにメンタルで悩む人たちが主体的に生きていけるための活動をする。当人やその家族のパラダイムを理解し、問題や目標をキャッチする。

依存→自立→相互依存の概念を伝え、実感実践できるまでの関わりを行う。当事者の温かな幸せを心から祈り、忍耐強く寄り添い続ける。これ以外のも自分の持っているお金や才能を使い、奉仕活動や寄付を通して社会に貢献する。

今の私
今の私

一度作って終わりではなく定期的に見直すことも大事。

私は週に一度、内容や言葉のニュアンスを見直すようにしていて、自分の信念がより明確&統一されたものになっているよ。定期的に見直すことで、初心も忘れないしモチベーションも維持できる。

③ミッションステートメントに沿って行動する

今の私
今の私

たとえば最初に話していた、過去の経験を活かして誰かの力になりたいと思ったからこのブログを書いているよ。家にいると集中して書けないから、カフェや図書館に足を運ぶようにしている。結果、ひきこもる時間は減っているし、有意義に時間を使えている実感があるよ。

自分中心ではなく、周りの大切な人の幸せも考えたうえで選択したからこそ、自分の選択に後悔なく迷いなく行動できるよ。

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昔の私
(不登校の頃)

こうやって、行動の一歩を踏み出していけばいいんだね。

今の私
今の私

そうだね。歴史から証明された人生がうまくいく習慣という安心感もあるし、周りに反対されたり嫌なことがあったり、壁にぶつかった時に自分の信じた行動を続けられるんだ

7.最優先事項を優先する

7-1.7つの習慣の考え方

今の私
今の私

最後の解決策③は『最優先事項を優先する』だよ。

まずは根拠となる一説を、著書『7つの習慣』から紹介するね。

第3の習慣を身につけるためには、第1と第2の土台が不可欠である。自分の主体性を意識し、それを育てていかなければ、原則中心の生き方はできない。自分のパラダイムを自覚し、それをどのように変えれば原則に合わせられるか理解して初めて、原則中心の人生を生きられる。あなた独特の貢献をありありと思い描きながらフォーカスすることができなければ、原則中心の人間に離れない。しかし、これらの土台を築けたなら、自分自身を効率的にマネジメントする第3の習慣を実践することによって、あなたは毎日、原則中心の生き方ができるようになる。

完訳7つの習慣 人格主義の回復 著者:スティーブン・R・コヴィー (出版社:キングベアー出版 発行年2020年初版出版) 第3の習慣 最優先事項を優先する より

ここで一度整理します。

第1の習慣(解決策①)=主体的である 👉️自分の人生を自分で選択できると気づく

第2の習慣(解決策②)=終わりを思い描くことから始める 👉️ゴール(自分の大切にしたい価値や目標)を明確にする

第3の習慣(解決策③)=最優先事項を優先する 👉️主体性+ゴールをもとに、毎日の行動を整理して実行する

たとえると、

第1の習慣(解決策①)=「舵を自分で握る」

第2の習慣(解決策②)=「目的地を決める」

第3の習慣(解決策③)=「毎日の航路を計画して進む」

この3つがそろって初めて、船は効率よく目的地にたどり着けます。

つまり、第1、第2が土台第3が方法成果につながります。

これまで紹介した解決策①と②、またこれから紹介する解決策③を実践することで、成果につながるため、引き続き安心して最後までご覧ください。

また、ここでいう成果とは、

人間関係を維持し強くしながら、ミッションステートメントに沿って日々行動し、個人として成功することはもちろん、他者とも成功すること、社会貢献において結果を出すことです。

私は優先順位と聞くと、

メモやチェックリストで多くも物事を確認し、忘れずにいる

予定表やカレンダーで将来のイベントを立てる

長期・中期・短期と目標を決め効率重視の隙のないスケジュールを組む

このような『効率よく無駄無く時間を過ごすこと』と思いがちでしたが、そうではありませんでした。7つの習慣の『最優先事項を優先する』は全く新しい考え方でした。

むしろ、『時間管理』という言葉自体が間違っているという考え方です。問題は時間を管理することではなく、自分自身を管理することだからです。たとえば、あなたがこれまで満足を感じた理由は、時間をうまく使えたからではなく、自分が期待したことを期待通りに達成できたときですよね?

人間関係を維持し強くしながら、ミッションステートメントに沿って日々行動し、個人として成功することはもちろん、他者とも成功し、社会貢献においても結果を出せるまでのステップを紹介してきます。

7-2.「最優先事項を優先する」ための3ステップ

① 時間管理における4つの領域を理解する

私たちの時間の過ごし方はこの4つに分類されます。

①緊急×重要 ②緊急でない×重要 ③緊急×重要でない ④緊急でない×重要でない

たとえば、

緊急×重要 👉️危機への対応、差し迫った問題など

②緊急でない×重要 👉️人間関係づくり、新しい機会を見つける、心身をリラックスさせる解決策②で作成したミッションステートメントの内容は、ここに該当します。

緊急×重要でない 👉️飛び込みの用事、無意味な接待や付き合い、多くの電話・メール等

④緊急でない×重要でない 👉️快楽だけを追求する遊び、暇つぶし、取るに足らない雑用

②緊急でない×重要の割合を増やすことで、成果につながる生き方ができるようになります。

逆に、

①の割合が多い人は、ストレスが溜まったり、燃え尽きてしまうことに。

③の割合が多い人は、周りに振り回され被害者意識を強くすることがある八方美人に見られる人間関係が浅くなり壊れることがある目標や計画を無意味に感じることに。

④の割合が多い人生は一時的に楽で楽しいかもしれませんが、その先に成功&幸福がないことは想像できると思います。

つまり、引きこもりを脱出したいあなたにやってほしいことは、②緊急でない×重要 (人間関係づくり、新しい機会を見つける、心身をリラックスさせるなど)割合を増やすことです。

② 今まで取り組んでこなかった②の領域の活動を一つ実践してみる

相手の中心(人生において大切にしているもの)を理解しようと決めました。

これまで、人の気持ちを考えることが苦手でした。想像ができなかったんです。しかし、人が一般的にもっている中心を知ったことによって、相手の中心(大切にしているもの)を理解し始めました。理解することによって、対人トラブルが減っただけでなく、以前より良好な人間関係を築くことができています。

中心について詳しくは以下の記事を参照ください。自分の中心を知ることで自己理解ができるし、相手の中心を知ることで他者理解ができて有意義な人間関係の構築の1ステップになりますよ。

また、他者理解によって、良好な人間関係を築くことができた実体験については、以下の記事で紹介しているため、よければ参照ください。

③普段どの領域にどのくらい時間を使っているか推測し、実際の時間の使い方記録する。

休みの日に、自分がどの領域にどのくらい時間を使っているのか推測しまし

緊急×重要 👉️10%

②緊急でない×重要 👉️40%

緊急×重要でない 👉️0%

④緊急でない×重要でない 👉️50%

と推測しました。

休みの3日間をつかって、15分単位で記録してみました。結果、

緊急×重要 👉️9%

②緊急でない×重要 👉️39%

緊急×重要でない 👉️0%

④緊急でない×重要でない 👉️52%

ほとんど推測どおりの結果になりました。食事や睡眠は①に入れました。

④ 時間の使い方に満足したか?何を変えればよいか振り返る

睡眠時間を除いた16時間のうち、④緊急でない×重要でない (スマホでSNSや動画を見ている時間)が占める割合は5割以上、つまり、1日8時間以上スマホを触っていました。このままではこの先、休みの日だけで57600時間(2400日=約7年弱)もスマホを触って過ぎてしまうことになります。平日もスマホを触っているため、一生でスマホに費やす時間は15年とくだらないかもしれません。もちろん時間の使い方に満足はしていません。

同時にもっと、②緊急でない×重要の割合を増やしたいと思いました。

家にいるとスマホを触ってしまう時間が多かったため、ひとまず朝起きたら近くのカフェへやファミレス行くことにしました。ここで④の割合は減らすことができました。

また、カフェやファミレスではブログを書いています。過去の経験を活かして私と同じように辛いと感じる人の力になる。ブログを通して伝える。この時間は②緊急でない×重要にあたるため、②の割合を増やすことができました。

結果👉️外出することによって、④の割合を減らすと同時に②の割合を増やすことができました。

⑤ 来週の自分の役割と目標を書き、1週間の計画を立てる

自分の役割と目標を書きます。

目標は、各役割につき3個以内にします。(計画に余裕をもたせるため)。ミッションステートメントに沿った目標を立てていきます。

↓私が実際に使っている、役割と目標にメモです。

次に↑で立てた目標を、スケジュール帳やスマホのカレンダーに入れ込み&実行していきます。私はスマホのカレンダーを使っています。

紙でもデジタルでもどちらでも良いですが、一週間単位で計画を立てるため、週単位表示ができるものが望ましいです。

ここで大事なのは、あくまで原則中心に動くことです。たとえば、ブログを書きたかった時間に、夫から仕事の悩みを相談されたら、もちろん相談に乗ることを優先します。計画通りに進めることにこだわるのではなく、原則を中心に置いて、その時々で最優先事項に取り組む柔軟さを持っていきましょう。

⑥ 一週間計画を実行してみて、自分の価値観と目的を日常生活に反映できていたか振り返る

↑の目標通りに実行することができました。ミッションステートメントに照らし合わせた目標だったため、自分の価値観と目的を日常生活に反映できました。もし価値観と目的が日常生活に反映できなかった場合は、なぜできなかったのか随時振り返っていきましょう。

このように続けていくことで、人間関係を維持し強くしながら、ミッションステートメントに沿って日々行動し、個人として成功することはもちろん、他者とも成功し、社会貢献においても結果を出せ効果的な時間を過ごすことができます。

8.結果、変化

8-1.引きこもりの脱出の一歩を踏み出せる

自分の反応は自分で選べることによって、人生の主導権を握ることができます。終わりを思い描くことによって、自分に合った成功&幸福をイメージすることができます。最優先事項を優先することによって、成果につながる行動を取ることができます。結果的に引きこもり脱出の一歩を踏み出すことができました。

8-2.今より時間を有意義に使えるようになる

今回紹介したものは、誰でも自分に合った成功&幸福を手に入れることができる習慣です。習慣を知る前と後では時間の使い方も変わり、有意義に使えています。

9.まとめ

引きこもりを脱出する3つの習慣つを紹介しました。

続けることで⇓

引きこもる時間を減らしたい、もっと時間を有意義に使いたい方はぜひ実践し効果を感じてもらえると嬉しいです。

全体像を理解してもらいたいためボリュームある内容となりましたが、自分にできそうなところからで大丈夫です。実践すれば効果を実感できるものばかりなので、ぜひ一歩踏み出してみてください☺️

10.さいごに

10‐1.このブログを読んでくださっているあなたへ

ここまで読んでくださってありがとうございます。私が伝えたいのは、「無理をしないでほしい」ということです。もし今とても辛い気持ちでいるなら、どうか一人で抱え込まないでください。病院や専門機関に相談することも、大切な一歩です。あなたの人生はあなたのペースで大丈夫です。

もしこの記事があなたが少しでも前に進むヒントになれば嬉しいです💡

これからも少しでも皆さんの悩み解決の1ピースとなれるようにブログを書いていきたいと思います。このブログが、人間関係の悩みを解決できる場であること、また皆の憩いの場となれるよう努力していきますのでよろしくお願いします。

10-2.これまで関わってきた方々へ

これまで、たくさん心配をかけたり迷惑をかけてしまったこともあったと思います。そんな私と関係を続けてくれて本当に感謝しています。これからは、過去の経験を活かして、新しい価値を提供できる人になりたいと思ってます。お互いに有意義な人生になるよう、一緒に歩んでいけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

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