【第1の習慣】お母さんがどんな態度であろうと、私の幸せは私が選べると気づき、お母さんとの関係がラクになった話。

こんにちは、ももです。物心がついた頃から人間関係に苦手意識を持ち始め、自分は中学時代は拒食症、高校時代は不登校を経験しました。看護専門学校在籍中も、看護師として就職後も、人間関係に悩み続けてきました。

そんな物心ついてから人間関係にコンプレックスを持ち続けてきた私ですが、7つの習慣という本に出会い、本に書かれた習慣を実施した結果、今では人間関係に振り回されることは無くなりました。

15歳のもも
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お母さんに日常的にイライラしてしまう。喧嘩が当たり前になっている。干渉されるのが嫌だ。周りの友達は親と仲良くて自分だけ変なのかな。

27歳のもも
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わかる、すごく分かる。辛かったね、でも未来の私はお母さんと仲良く幸せに過ごしているから安心して。お母さんと上手くいかなかった当時を振り返りながら、どのような習慣を使ってどのように幸せな今に至ったか伝えるね。

この記事で分かること

・他人の態度に振り回されない方法

参考文献

この記事では、著書「7つの習慣」を参考文献として取り上げています。

・著書『7つの習慣』:全世界で4000万部以上、日本では240万部以上販売されているベストセラー。20世紀にもっとも影響を与えたビジネス書の1位に輝いたこともある。

・著者スティーブン・R・コヴィー博士(1932ー2012):タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人25人の一人に選ばれ、教育者やコンサルタント等として活躍。自分の運命を自分で切り拓くためのアドバイスを発信。

家族、友人、職場、様々な場面において、イライラしたり落ち込んだりした経験はあると思います。他人の態度に振り回されない方法を実体験をもってお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

1.当時の状況

1‐1.私を取り巻く環境

長い説明となりますが、つまりとにかく人間関係が苦手だったんだなあと理解してもらえたら大丈夫です。余裕があれば以下の私の過去をざっと目を通してもらえたら結構です。

中学校1年生では完璧主義と無理なダイエットから拒食症になりました。中学3年生頃から反抗期が始まり、お母さんと会話することが嫌で部屋に閉じこもっていました。(個室はなかったので、勉強机付近のスペースをホームセンターで買ってきた布で仕切りお母さんから見られないようにしていました。)しかし学校でも友人関係がうまくいかず高校3年生では不登校になりました。勉強に集中できず希望の国公立大学には行けず予備校へ。しかし予備校でも勉強に追いつけなかったり周りの人の目が気になってしまい徐々にいけなくなり2ヶ月ほどで辞めました。その後地元の看護専門学校に進学するもはじめの一年は上手く馴染めず教師から進められた校内カウンセリングを受けたり(あとから母に聞きましたがカウンセリングで上手くいかない場合は精神科受診も進められていたそうです)など、お母さんの心配は膨らむ一方でした。お母さんは心配で私に干渉する、しかし私は干渉されたくないため引きこもるか感情を爆発させる。(反抗期の名残として実家の障子はビリビリに破けています。)このように中学3年生〜専門学校2年生頃の約7年間はお母さんに反抗的な時期でした。

1‐2.お母さんを取り巻く環境

「娘が何を考えているかわからない。」「娘が上手くいかないのは自分のせいかもしれない。だから娘が何を考えているのか、娘の取り巻く環境を全て知りたい。たくさん話したい。」と当時思っていたとお母さんは話してくれました。

干渉したい・されたくない、お互いにお互いの態度をストレスだと感じていました。言い換えるとお互いに「反応」しあっていたといえます。

2.問題の明確化

「反応的」だった私の行動パターン。

いつ敵に襲われるかと常にビクビク怯え威嚇する小動物のように、当時は周りの人間が怖くて未知なものに感じていました。言われたことを全て真に受け傷付いたり、傷付く前に威嚇(感情をさせる)したり、引き込もって自分を守ることが当たり前でした。

3.7つの習慣の考え方の紹介

3-1.「自分の反応を選ぶ自由がある。」この考えを知ったとき。

ここで著書「7つの習慣」から私の運命を変えた一説をご紹介します。

何が起ころうとも、それが自分に与える影響を自分の中で選択することができたのだ。自分の身に起こること、すなわちそれを受ける刺激と、それに対する反応との間には、反応を選択する自由もしくは能力があった。

著書:完訳7つの習慣 人格主義の回復 著者:スティーブン・R・コヴィー
15歳のもも
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なんとなく感覚は分かるけど、いまいちピンとこないなあ。

27歳のもも
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そうだよね、実は続きがあるんだ。

選択の自由の中にこそ、人間だけが授かり、人間を人間たらしめる四つの能力(自覚・想像・良心・意思)がある。自覚は、自分自身を客観的に見つめる能力だ。想像は、現実を超えた状況を頭の中に生み出す能力である。良心は、心の奥底で善悪を区別し、自分の行動を導く原則を意識し、自分の考えと行動がその原則と一致してるかどうかを判断する能力である。そして意思は、他のさまざまな影響に縛られずに、自覚に基づいて行動する能力である。

著書:完訳7つの習慣 人格主義の回復 著者:スティーブン・R・コヴィー
15歳のもも
15歳のもも

難しい…。

27歳のもも
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私も最初はピンとこなかった。でも大丈夫、具体例があれば理解しやすいはず。私の実体験を伝えるね。

4.実践したこと(具体例)

反応的になってしまった場面

私の旦那は一回り以上歳が離れていて社会経験が長いです。そんな旦那と比べて私はたしかに仕事や恋愛、結婚生活、その他いろいろな社会経験が少ないと思います。お母さんの性格は石橋を叩いて叩いて叩いて渡らない、ような慎重な人です。そんなお母さんにとっては、実家を離れてすぐに同棲生活を始めた私のことが心配だったと思うんです。だからか、旦那と一緒に暮らし始めて5年、結婚して3年が過ぎようとしている今でも、

お母さん
お母さん

「旦那さんにいいようにコントロールされてない?」

という心配をされることがありました。(言葉はもっとオブラートに包まれているし、もちろん旦那の耳には入っていません。帰省や季節の贈り物など定期的な交流もあるし、円満な関係は築いています。)しかし、何度かこのようなやり取りがあると「私は旦那の支配下にあると思われている?」とモヤモヤしてしまいました。

4-1.自分を囲むように、誰にも侵されない空間があることをイメージする。

27歳のもも
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私は、自分を囲むように半径1メートルのボールの形をした宇宙空間を想像しているよ。

4-2.反応的になってしまいそうなときは、「今私は反応的になっている。」と心のなかで呟く。

27歳のもも
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イライラしたり傷ついてしまいそうなときは心のなかで「今私は反応的になっている。」と呟く。自分を客観的に見ることができて落ち着くの。

15歳のもも
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つまり、さっき説明した四つの能力のなかの「自覚」?

その通り!周りに人が居なければ声に出して言ってみると、さらに落ち着くよ。

4-3.お母さんからの影響を、今後どのように活かせば皆にとって幸せになれるか、良心に尋ねながら想像する。

27歳のもも
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次にお母さんから受けた刺激を、今後どのように活かせば皆にとって幸せになれるか想像するの。このとき必要になるものが、四つの能力のなかの「想像」と「良心」だね。

具体的には、「この経験を活かして私と同じように反応的になって辛いと感じる人の力になる。(良心)ブログを通して伝える。(想像)」こんな感じかな。

何よりお母さん自身が反応的で辛いと感じていそうだったから、お母さんの力になれると嬉しいという思いが強いかな。

4-4.続ける。

27歳のもも
27歳のもも

ここで四つの能力の中の最期の「意思」が大事になるね。一度決めたことはやり抜く意思。

15歳のもも
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普段から意識することが大切なんだね。

「自覚」と「意思」はなんとなく分かるけど、「想像」と「良心」の使い方がよくわからない。

27歳のもも
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そうだね。私もはじめたすぐの頃は「想像」や「良心」を使うことが難しかったの。ここを上手く使うためには、同じく7つの習慣で紹介されている「原則」というものが大切になってくるんだけど、また別のブログで紹介していくね。

ここでは、「この経験を活かして私と同じように反応的になって辛いと感じる人の力になる。(良心)ブログを通して伝える。(想像)」が「貢献」という原則の一つと一致していることをなんとなく感じてもらえれば大丈夫。

5.結果、変化

5-1.他人の態度に振り回されなくなる。

27歳のもも
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自分で反応を選ぶことができる自由があるからこそ、お母さんにイライラしたり傷ついたりすることはほとんど無くなったよ。

5-2.人と会話したくなる。

27歳のもも
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他人の態度にイライラしたり傷つかないとわかったことで、会話が怖くなくなったの。結果、会話したい気持ちが増えたよ。

5-3.相手の考えを理解できるようになった。結果、信頼関係に繋がり会話の時間が有意義なものとなった。

27歳のもも
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自分にブレない軸ができることで、心に余裕ができたの。するとお母さんの考えを知りたい気持ちが生まれきた。

ちなみに良く理解してくれる人には信頼感を感じるよね?

15歳のもも
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うん。

27歳のもも
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相手の考えや置かれた立場を理解することで信頼関係に繋がったんだと思う。喧嘩だらけだった頃が嘘のように、今は有意義な時間を過ごすことができているよ。

6.まとめ

6-1.反応は自分で選ぶことができる。

今回は他人の態度に振り回されない方法を実体験をもってお伝えしました。

  1. 自分を囲むように、誰にも侵されない空間があることをイメージする。
  2. 反応的になってしまいそうなときは、「今私は反応的になっている。」と心のなかで呟く。
  3. 他人からの刺激を、今後どのように活かせば皆にとって幸せになれるか、良心に尋ねながら想像する。
  4. 続ける。

続けることで⇓

  1. 他人の態度に振り回されることがなくなる。
  2. 人と会話したくなる。
  3. 相手の考えを理解できるようになる。→信頼関係に繋がり、会話の時間が有意義なものとなる。

家族、友人、職場、様々な場面において、イライラしたり落ち込んだりした経験はあると思います。ぜひ実践し効果を感じてもらえると嬉しいです。

6-2.このブログを読んでくださっているあなたへ

ここまで読んでくださってありがとうございました。少しでも皆さんの悩み解決の1ピースとなれるようにブログを書いていきたいと思います。

このブログが、人間関係の悩みを解決できる場であること、また皆の憩いの場となれるよう精進していきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

PS.お母さんへ

お母さんとの関係が穏やかになった理由は反抗期が終わったことや実家を出て物理的な距離が空いたことも大きいと思います。しかし、現在でも帰省してお母さんとたくさん会話をすると、お互いに反応的になってしまいそうな時があります。しかし、「お母さんがどんな態度を取ったとしても、私は皆にとって幸せな未来を選ぶことができる。」と考えが変わりました。

お母さんの態度に影響されることは無くなりました。私がお母さんに無関心になったり嫌いになることは今後ありません。

ただできれば、お母さんにも「反応を選べる自由」を知ってもらえると嬉しいです。今以上にお母さんには幸せになってほしいと思っているので。

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